タミフルってどんな薬?

タミフルは1996年に元アメリカ合衆国国防長官のラムズフェルド氏が会長を務めたギリアド・サイエンシズ社で開発されスイスのロシュ社が製造販売しています。日本では2000年に厚生労働省がタミフルを承認し中外製薬がタミフルカプセル75と小児用のタミフルドライシロップ3%を2001年から発売しています。タミフルはインフルエンザウイルスの感染、増殖を防ぐので
鳥インフルエンザにも効果があると言われている。インフルエンザを防ぐ薬はタミフル以外にもリレンザ(吸入)やシンメトレル(A型インフルエンザにしか効果が無い)などがあるが使い方(服用)が簡単なため日本ではタミフルが一番多く処方されます。ただ今のインフルエンザの薬ではインフルエンザ発症後48時間以内にタミフルやリレンザを使わないと効果が無いといわれています。子供へのタミフルの使用量は全世界の75%を日本で使用されています。これはインフルエンザ脳症の危険や日本での保険制度によりタミフルを出しても患者はお金が余りかからないのが原因と考えられます。



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タミフルの副作用とは?その1

タミフルの副作用はマスコミで取り上げられているため異常行動ばかり取り上げられています。確かにタミフル服用後に54人中転落などで5人亡くなっております。年齢は12〜17歳です。
しかしタミフルの発売以来3500万人がタミフルを使用しています。これはインフルエンザが発症したためにおきる異常行動かタミフルによる副作用かははっきりと解明されていません。
実際2007年12月に厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会はインフルエンザと診断された17歳以下の1万人を対象の調査した結果タミフルの副作用と言われている異常行動の発生率はタミフル服用者では10%、タミフルを服用しなかった人では22%そして生命にかかわる異常行動の発生率にも大きな差は出ていないことを発表。マスコミはタミフルの異常行動ばかり報道しているがその後についてはほとんど大きく取り上げていないのはいかがなものだろう。まだインフルエンザによるものかタミフルの副作用かの判断はできないことから厚生労働省は10代へはタミフルの使用を制限するよう発表している。
10代でインフルエンザにかかった人はリレンザが出ているのが現状です。

タミフルの副作用とは?その2

ではタミフルの副作用はどういったものが多いというと腹痛、下痢、吐き気などで1歳以上の子供に対してのタミフルの副作用はまれで軽微なものと報告されている。タミフルのマスコミでの異常行動が報じられて中外製薬では重大な副作用として意識障害,異常行動,せん妄,幻覚,妄想,痙攣等)があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,観察を十分に行い,症状に応じて適切な処置を行うこと。」を追加した。
タミフルだけの副作用というわけではないが幼児、小児といった子供に対してタミフルを投与し続けた場合インフルエンザウイルスが体内からなくなるまで時間がかかるため耐性をもつことがあるので小児へのタミフルは慎重に行うのがいいでしょう。ただ高熱が続いたりといった場合インフルエンザ脳症などのほうがもっと怖いでタミフルが怖いからといって飲ませないというのは自己判断せず医師と相談して決めましょう。

 

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